エレファントなギークになるゾウ

~エレガントになりたいエレファント~

『任侠野郎』の初日舞台挨拶に行ってきました。

チケットを入手したので行って参りました。所感と舞台挨拶のレポを残しておこうと思います。

日舞台挨拶は、蛭子さんの人柄がにじみ出ていて、ほっこりしました。その他に、

など、さまざまな舞台裏の話を聞くことができました。

詳細は下に書いています。

映画の概要

1960年代から70年代に一世を風靡した東映ヤクザ映画を彷彿とさせる正統派任侠映画との触れ込みで

  • 往年のヤクザ映画ファンは王道の任侠映画の世界が楽しめる
  • テレビ好きには、いつもと違う「蛭子能収」さんの姿を楽しめる

とのことでした。

予告ムービーはこちらです。

www.youtube.com

 

映画の感想

このエビス、凶暴につき。との触れ込みでしたが、蛭子さんは蛭子さんでしか無かった。モニタリングで仕掛け人をしたときよりは、はるかに演技力が増していましたが、蛭子さんは蛭子さん。だが、それがいいのだと思います。任侠もののはずなのに、コメディのテイストになっており、良い味だしてました。

「子どもの喜ぶ顔が見たいんだ」というフレーズが心に残りました。さわやかな映画でした。

 

日舞台挨拶のレポート

詳細

 

MCのキクチウソツカナイ。さんは、ピンのお笑い芸人で、「アイドル研究家芸人」としてさまざまなアイドルイベントでMCを務めているそうです。よどみなくハキハキと喋ってて、さすが芸人さんだなぁと感心しました。

 

前座

MC「映画楽しんでいただけたみたいで、良かったです。実は映画の中で、よく見ていただくとね、実は!僕も…出てないんですよね。すみません、出てないんですよ」

(会場、微笑)

MC「あ、全然すべってるじゃないですか。こんな感じになると思っていました。」

と、キクチウソツカナイ。さんが、ウソをついて滑るところから、始まりました。

そんなこんなで会場は、温まり、さすが芸人さん、アイスブレイクが上手いなぁと思わされているうちに、演者の入場。舞台挨拶が始まりました。

蛭子能収

MC「長編映画は初ということでしたが、いかがでしたか?」

蛭子「いや、ちょっと他の人に悪いなと」

大吾「どういうことですか?何が他の人に悪いんですか」

蛭子「あまり何も考えてない、ごめんなさい。」

(会場、爆笑)

蛭子「もうセリフと演技に一生懸命で、主役とかそういうことはあまり考えられなかった」

MC「本当ですか?では、非常に出番の多い映画だった、と?」

蛭子「そうですね。毎日撮影だったので。」

大吾「いや、1週間!1週間!」

蛭子「1週間、少ない方?」

大吾「少ないわ!」

 

MC「するどい眼光を光らせているシーンなどございましたけども」

蛭子「いや、もう…仕方なく一生懸命」

(会場爆笑)

MC「仕方なく?w」

 

MC「またこういう機会があれば挑戦したいな、と?」

蛭子「ええ、またあれば…もちろん挑戦したいなと」

MC「ちょっと、いま言わされてましたけどもwなるほど。では、初めての機会で経験できたことはたくさんありましたか?」

蛭子「そうですね、映画は大好きなので。高倉健の映画はしょっちゅうみてます。前なんかオールナイトで5本みました。」

MC「もともと任侠映画はお好きなようで」

 

トリンドル玲奈

MC「もともとは蛭子さん演じる柴田源治の娘役としてキャスティングされたということで」

トリンドル「そうなんです」

蛭子「え、そうなの?知らなかった」

トリンドル「蛭子さんの娘役ということでお話をいただいていて、『蛭子さんの娘をやるんだ』と母と盛り上がっていたんですけど…衣装合わせにいったら、組長になってましたw」

MC「どの段階で変更になったんですか?」

トリンドル「どの段階なんですか、監督?」

監督「脚本つくってるときですね。企画書の段階では、ドラマでよく見る人物相関図から作り始めて、その時は娘だったんですけど。脚本を作っていくうちに、娘が要らなくなったんですね。」

(登壇者、笑い)

監督「で、組長をやる人がいない!ってなってw」

 

MC「女組長という役は、初めてですよね?どうですか、役作りなどは考えておられました?」

トリンドル「いや…組長になったのが、けっこうギリギリだったんですねw衣装合わせが、クランクインの何日か前だったので…」

MC「娘のつもりだったのが、突然、組長だと言われて。」

トリンドル「そうですね」

MC「もっと早く教えろよ、ということでよろしいですか?」

トリンドル「いえいえ、もう、気合いで頑張りました」

MC「ギリギリでふざんけんなよ!ということですね?」

トリンドル「いやぁww」

MC「でも、お見事に、ドスのきいた演技でしたね。」

 

中尾明慶

MC「蛭子さんを慕う、仲間というか弟分というか。難しい役だったのかなと思うのですが。どうですか、蛭子さんとの共演は。」

中尾「そうですね、見ての通り、蛭子さんはクセがすごいですから。まぁ…こんなに…セリフを…覚えてこない役者さんは初めてでw」

(一同、爆笑)

MC「そんなにですか?」

中尾「覚えてないわけじゃないんですよ、覚えてるんですけど忘れてるんですよ」

監督「言う通りにできたことができなくなるんだよね」

中尾「ずーっと、直前まで台本を見てるんですけど、『本番!』って声がかかると『ごめん、俺の役目なんだっけ』ってなるんですよ」

MC「そこから忘れちゃうんですか?w」

中尾「そう、そこから忘れちゃうんですよw」

監督「名前を書くシーンがあるんですけど、あれを自分で自分の名前を書き間違えたり、とかね」

MC「えー?ちょっと蛭子さんw」

監督「中尾くんもその場にいたよね」

中尾「僕の目の前で、全然違う名前を。『あれ、おかしいなぁ』と思いながら」 

MC「蛭子さん、どうですか?」

蛭子「いや、ぜんぜん覚えてないんですよ」

監督「もう心配の域ですよw」

中尾「まぁ、こんなですけど、現場は明るく楽しくなってやれましたね。」

MC「それが一番ですね。では、蛭子さんに内容のこと聞いても、けっこう忘れてる感じですか?」

蛭子「いや、そうだねぇ。けっこう最近、認知症気味かもって」

大吾「はっきり言いすぎや!」

(会場、笑い)

MC「では、中尾さんはサポート役にもまわっていたということですか?」

中尾「そうですね、もう心配でしょうがなくて。」

MC「劇中、良いコンビに見えましたけども」

蛭子「中尾さんとのシーンが一番多かったんだよね」

中尾「そうですね、一番多かったですね」

MC「どうでしたか、中尾さんは頼れる弟分でしたか?」

蛭子「すごく良いオトコでしてね、(橋本さんの方をみて)カラミもあるし」

橋本「私とですか?」

中尾「そればっかりいいますよねw」

(会場、笑い)

中尾「ずーっとそのシーンに『なんとかして、俺はいけないか?』って言ってましたよね」

 

橋本マナミ

MC「とてもセクシーな、風俗嬢役ということでしたが、演じるにあたって気を付けた点などはありますか?」

橋本「そうですね、蛭子さんがいう激しいカラミは無かったんですけど。風俗嬢はいろんなお客さんを相手にするので、優しくするのにも演技とかだったりすると思うんですけど。中尾さん演じる三鷹のまっすぐな思いに打たれて、どんどん素が出てきてしまうという…すごく純粋な一面を持っているというところには注意しました。」

 

MC「中尾さんと一緒だったと思うんですけど、現場はいかがでした?」

中尾「あのシーンは、長まわしで」

監督「そうなんです、あそこはワンカメショーなんです。なので、セリフとか一気に言ってもらうシーンで。」

中尾「なので、緊張感がありましたね。浮かれる気持ちというよりも、芝居をしっかりしなきゃという」

橋本「蛭子さんとは大違いですねw」

蛭子「そんなに違わないよ!」

中尾「いや、蛭子さんだと…長まわしできませんもんね」

MC「ちょっと、共演者が誰も蛭子さんを褒めないってどういうことなんですか!w」

 

MC「あのシーンは、アドリブとか入ってるのかな?と思えるくらい、ナチュラルに楽しそうなシーンに見えましたけども。きっちりと台本通りの?」

中尾「そうですね、直前に監督に言われることもありましたけども、基本的には台本通りの演技でしたね。」

 

北原里英

MC「北原さんも普段とだいぶ違う役回りでした。組長の愛人役で、わりと大胆なシーンもありましたが、いかがでしたか?」

北原「逆に、私と佐藤二朗さんは、中尾さんと橋本さんとは違い、半分くらいアドリブで。佐藤さんが、マジメに、朝から考えてくださったアドリブでw」

MC「朝から考えてしまったら、アドリブじゃないんですけどねw」

北原「w佐藤さんが考えてくださったアドリブにお付き合いさせていただいて、演技をしたんですけど。やっぱり愛人といえば、橋本さんじゃないですか、世間のイメージ的に。」

MC「あぁ。本当ですね」

橋本「ありがとうございます」

MC「ありがとうございます、もおかしいですけどねw」

北原「世間のイメージでは、そうなんですけれども、でも、この作品では、『愛人といえば北原』という風になれば良いなと思い演技をしました。」

MC「コミカルであり、セクシーな役でしたが、今後どうですか?またセクシーな役が来たら」

北原「そうですね、今回みたいにコミカルな役であれば、楽しく演じられるのではないかなと思います、オファーお待ちしております。」

 

大吾

MC「蛭子さんの若いころという役でしたが、いかがでしたか?蛭子さんw意識したことなどありましたか?」

大吾「ただ、もう…。蛭子さんを意識なんかできないですし。たぶんこれ、監督が遊んでるんやと思うんですけど。僕を選んだ時点で。でも、見てる方に源治という役に、20年の間に何があったんや?と思わせるくらいで良いのかなと」

監督「20年の間に丸くなってこうなった、と」

大吾「たぶん、そういうことやろなとおもってやりました。蛭子さんを意識して若いころの役をやらせるなら、僕じゃないですよ。逆に意識せずにやってみました。」

 

徳永清孝監督

MC「今回、監督のデビュー作ということでしたが、いかがでしたか?」

監督「こんな豪華なみなさんとやらせてもらえるという経験は貴重で、一生忘れられない経験になったと思います。」

MC「コミカルであり、シリアスでもあり。普段見られないような姿がたくさん見れるような作品でしたね。」

監督「そうですね、みなさん個々のキャラクターとの食い合わなさ加減は良い感じになったと思うんですけど。メンバーはそれぞれ派手なんですけど、それぞれの個性がちゃんと出ていて、蛭子さん含め、カッコイイ作品になったなと思います。」

 

このあと、蛭子さんが挨拶をして終了。

以上、15分ほどの舞台挨拶でした。

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ゾウのように大きくなりたい。

そんな思いを込めた名前「Elephant Geeks」

どうぞ、お見知りおきを。

 

お耳をダンボにして世の中の声に傾け、

課題解決のお手伝いができればいいなぁ、と。

そして、もちろん趣味にも没頭していきたいです。

 

ちなみにですが…

Evernoteのロゴマークがゾウの理由は、ご存じですか?

西洋には

"Elephants never forget."

という諺があり、"Elephant"には『記憶力が良い』というイメージを持つようです。

「決して忘れない」という意味に因んで、ゾウのマークを採用したとのことです。

 

とりとめもない記事ですが、まずはこれくらいで。

こんな調子でブログを続けていきたいと思います。