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日本株保有者でスワップポイント狙いならSBI証券がお得?国内株式を担保にFXが可能!

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株券担保の魅力

SBI証券なら国内株式を担保にFXが可能です。国内株式の70%を証拠金として利用できるサービスです。つまり、国内株式を100万円分持っているとすると、それを担保に70万円分のFX取引ができてしまうのです!

私の場合、国内株を長期保有目的で現物保有していることが多く、資金効率がやや気になっていたので、これを知ったときには「これだ!」と思いました。そのため、簡単ではありますが、考察してみたいと思います。

 

株券担保の魅力

なんと言っても、資金効率の良さではないでしょうか。長期保有を目的とした国内株式の保有の場合、資金効率の悪さが気になってしまいます。その眠っている資金の一部をFX用の資金として利用できるのであれば、たとえば、レバレッジを効かせた外貨預金なども運用が可能になります。

レバレッジを効かせた外貨預金とスワップポイントの魅力

ドル円の場合、1ドル100円とすると100万円で1万ドルの保有が可能です。ここにレバレッジを効かせることで、100万円で10万ドルの保有も可能になります。(レバレッジ10倍の場合)

2019年7月現在では、ドル円スワップポイントは1日あたり70円です。つまり、1万ドルを1年間保有すると70円×365日で25,550円のスワップを獲得可能です。利回りにすると、2.5%です。レバレッジ10倍の場合、25%もの利回りを獲得できることになります!しかし、世の中、そんなに美味しい話ばかりではありません。強制ロスカットなどに引っかかってしまわないように、レバレッジを調整しておく必要があります。では、どの程度に抑えておけば良いのでしょうか。

レバレッジの調整の仕方について

最も大切なことは、強制ロスカットに引っかからないことです。SBI FXαの場合、強制ロスカットマージンは30%に設定されています。なので、大暴落が起こった際にもこのラインを保てるようにレバレッジを調整しておきましょう。

ドル円の最大下落幅を加味したレバレッジの決定

2007年以降の1日の最大下落幅は、2016年6月24日のBrexitのときで8.5円でした。約10%がドル円の1日での暴落幅と想定しておけば、まずまず安心といえるのではないでしょうか。そのため、大暴落でも強制ロスカットマージンにかからないようにするためには、レバレッジは7倍程度に抑えておくのが安心と言えるのではないでしょうか。より安心を求めるのであれば、3~5倍あたりでしょうか。

3~5倍でもスワップポイントで7.5~12.5%程度の利回りが見込めますので、リスクリターンとしてはちょうど良いくらいではないでしょうか。

 

SBI証券で株券担保にドル円保有した場合のシミュレーション

簡単のため株価は不変とし、100万円の国内株式を保有しているものとします。また、ドル円は1ドル100円とし、米国金利は2.55%とします。

担保にできる金額は70万円です。レバレッジ3倍とすると、2.1万ドルの保有が可能です。この場合、スワップポイントは37,520円となり、利回りは5.36%を得ることができます。100万円に対する利回りで考えると、3.75%の利回りです。日経平均配当利回りの平均が1.9%程度であることを考えると、十分すぎる利回りではないでしょうか。

ただし、一般的に、円高と国内株式の下落は同時に起こってしまいがちですので、あくまでも強制ロスカットにならないように資金管理は十分におこなってください。

まとめ

国内株の長期保有だけでは、ちょっぴり刺激が足りないなと思っていました。しかし、株を担保にFXができることを知り、米金利も高まっていることからレバレッジをかけた外貨預金という選択も投資の選択肢として十分妙味があるものであると思います。

まずは、3倍程度のレバレッジで運用を開始しようと思います。