エレファントなギークになるゾウ

~エレガントになりたいエレファント~

シンプルに時間管理を行えるアプリ「Toggl」の使い方

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Toggl(トグル)とは?

タスクの作業時間を計測し可視化できる無料のアプリです。時間の家計簿のようなイメージです。Togglは、私にとって手放せない最も便利なツールのひとつです。他の連携をうまくおこなうことで、業務日誌や読書記録のような使い方もできるんです。

 

Togglの使い方は、人それぞれ。たとえば、

  • プロジェクトチームの時間管理(タスク作業時間の実績値の共有)
  • 日々の読書時間の計測・記録
  • 日々の運動時間の計測・記録
  • 日々の睡眠時間の計測・記録

までアイディア次第でさまざまな用途に用いることができます。

Togglの使用イメージ

時間の計測開始・終了は、Webアプリまたはスマホアプリからワンクリックで行えます。

入力可能な情報は

  • タスク名(例:フットサル)
  • プロジェクト名(例:Private)
  • タグ名(例:運動)

記録を見る

記録されたログは、以下のように表示されます。

f:id:elephantgeeks:20160522163208j:plain

これだけでは見づらいですね…。しかし、ここからがTogglのスゴイところ。

たとえば、1週間分の記録のサマリーもみることができ、以下のように表示されます。

f:id:elephantgeeks:20160522165750j:plain

このように、時間の使用割合を円グラフで見ることもできます。

私は、プライベートの時間をPrivateと副業の2つのプロジェクトに分けて記録を取っています。たとえば、本業のタイムログも残せば、ワークライフバランスを視覚的に把握することもできますね。

ちょっとした応用

1週間分の読書時間だけが知りたい!1週間分の睡眠時間だけが知りたい!そんな要望があると思います。Togglでは、そういったこともちょっとした工夫で、把握できるようになります。

たとえば、私の1週間分の睡眠時間を見てみましょう。

プロジェクト名:Private

タグ名:睡眠

として記録しています。

これらでソートし、表示したものが以下のようになります。

f:id:elephantgeeks:20160522163942j:plain

このように1週間分の日々の睡眠時間を視覚的に確認することができます。(※きちんと寝ていますが、記録を付け忘れている日があります。)非常にわかりやすいですね。

 リアルタイムで計測をし忘れた場合は、手動でも記録を残すことも可能です。

 

さらなる応用

実は、Googleカレンダーと連携もできてしまうんです。

f:id:elephantgeeks:20160522171802j:plain

このように連携できます。

Googleカレンダー

  • 開始時間をTogglのスタート時間に
  • 終了時間をTogglのストップ時間に
  • タイトルを「(プロジェクト名):(タスク名)」

となるように設定してあります。

実働時間を、より視覚的に把握できるようになり非常に便利です。

さらに、Googleカレンダーには、「説明」を記述することができるため、「説明」に細かい作業内容や気付きを残すことで業務日誌代わりに使うことも可能です。

他には、読書記録、映画視聴記録、アニメ視聴記録などとしての使い方も考えられます。

例)読書記録の場合

Togglで

タスク名:本のタイトル

プロジェクト名:プライベート

タグ名:読書

 として、開始時間と終了時間を記録。

自動登録されたGoogleカレンダーの「説明」に感想や書き留めて置きたいフレーズなどを書き込む。

などなど、さまざまな応用が考えられると思います。

Googleカレンダーとの連携のさせ方

完全な連携は、有料版に移行するしかないのですが…。無料で行う方法があります。Zapierというアプリを使えば、可能となります。その方法については、別エントリーで書きたいと思います。

Togglへの登録方法

必要なものはメールアドレス、もしくは、Googleのアカウントだけです。Googleのアカウントがあれば、ソーシャル連携で簡単にサインアップが可能です。

 

まとめ

一度にたくさんのことを記録しようとすると続きません。家計簿や日記と同じだと思います。最初は、「睡眠時間だけ」「読書時間だけ」などと決め、記録を取り始めるのが良いでしょう。使い勝手(タイムマネジメントの楽しさ)が分かってきたころに、細かく記録を取り始めるのが良いと思います。まずは、続けられることがなにより重要です。

 

 テレビの視聴時間などを記録すると、1週間にどれだけ無駄な時間を過ごしているかが把握でき、反省できるのではないでしょうか。

Time is money.

限りある資源を有効に使っていきたいものです。